中島産業株式会社は、中島家の菩提寺である瀬戸市塩草町の万徳寺に、鎌倉時代を代表する浄土真宗の宋祖、親鸞聖人尊像を寄贈いたしました。万徳寺は浄土真宗の唱える「南無阿弥陀佛」信仰の厚い皆様のご参拝が盛んであり、地域文化の醸成に貢献されておられます。その後、中島産業株式会社としては宗教的には中道でありますが、御蔭さまでその親鸞聖人尊像に守られるように順調な発展を続けてまいりました。
　日々、ＩＴ化とグローバル化の進む経済社会にあって、更なる飛躍と一層の社会貢献度の向上を目指しているところでございます。

所在地：塩草町93番地　万徳寺境内

　太子山万徳寺は浄土真宗高田派の寺院で、創建は鎌倉時代、正応元(1288)年、創建当時は「関尾山・萬徳寺」でした。承久元年（1219年）、武蔵国荒木に満福寺が創建され、源海僧と浄土真宗門徒によって本寺とされました。文永3年（1266年）に越戸村に萬福寺を建立、正応元年（1288年）に移転しました。聖徳太子に帰依する親鸞聖人の影響で、多くの太子堂が建てられ、松原広長により寛正5年（1464年）に万徳寺太子堂が建立されました。 本尊は秘仏の聖徳太子孝養像で、本尊の右脇には松原広長が四天王寺から持ち帰った聖徳太子南無仏像、左脇には松原広長公の位牌が安置されています。萬福寺とその太子堂は、日本の宗教的伝統と文化遺産の豊かさを物語る重要な場所です。